美味しいお菓子がずらりと並ぶ店内ですが、厨房も含めスタッフは主婦がほとんどで、お菓子作りを専門に学んだ人は一人もいないというから驚きです。「レシピ通りにつくっても、腕の振り方、力の入れ具合ひとつで味がまったく違ってくるほどデリケートなお菓子づくり。その味を守るために、スタッフ一人一人の努力は大変なものです。そして何より”いいものをお届けしたい“という私と同じ気持ちでいてくれる。その思いに感謝しています」と笠田さん。
更に卵家のお菓子が美味しいのには訳があります。それは洋菓子界の有名なシェフとの出会いです。実は、そのシェフから教えていただいたのが、店を救ったあのシュークリームなのです。「お会いするのも難しいと言われる方に直接教えていただけるのですから、こんなに幸せなことはありません」以後、毎年一つづつのペースで新しいお菓子を教えていただいているそうです。
そしてもう一つの出合いは、無農薬の有機米をつくられている遠藤五一さんとの出会いです。遠藤さんは全国米・食味分析鑑定コンクールで2002年より毎年金賞を受賞されている方。手に入れることさえ難しいと言われる遠藤さんのお米を、卵家のたまごかけごはん(毎週火・土限定)として食べることができます。「この仕事を始めて、私は本当に多くの人に出会い、人の温かさというものを知りました。ですから、その温かさや感謝の気持ちを、今度はうちのスタッフに返していきたい。なぜならきっとその思いは、スタッフ一人一人からお客様へと伝わっていくと思うからです」。
みなさんの今後の活躍をお祈りしています。
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