あきらか素材の健康食品 九州自然館
ホーム 会社案内 個人情報保護方針 よくある質問 お問い合わせ ページ一覧

お買い物 e-たんぽぽ パソコン活用塾 買い物かごを見る
  93号(2007年7月号)の目次を見る
  このページの記事の過去の記事を見る
チンドン屋

安達 ひでやさん アダチ宣伝社 安達 ひでやさん

1964年、熊本出身。
熊本済々黌高校卒業、山口大学農学部中退。有限会社アダチ宣伝社取締役社長。チンドン屋稼業のかたわら、地元福岡のテレビ、ラジオのパーソナリティーとしても活躍。

ロックバンドのボーカルからチンドン屋。意外という人もいるけれど、懐メロも好きしゃべりも好きな自分には、少しも抵抗はありませんでした。― 安達
  『東西屋』『広目屋』などと呼ばれてきたチンドン屋は、江戸時代の大阪千日前で飴売りをしていた『飴勝』が、評判の売り声を活かして寄席の客寄せを行うようになったのが始まりとされています。その後、人の目を惹き付ける手段としてユニークな衣裳やメイク、チンドン太鼓などの楽器を演奏するようになっていきました。戦時中は禁止令が出されたものの、戦後に最盛期を迎え、当時チンドン屋人口は2500人を数えたと言います。しかし、広告もテレビやラジオが中心となり、次第にチンドン屋は『古くさいもの』として需要がなくなっていきました。しかしここ数年、チンドン屋の世界に飛び込んでくる若者が増え、にわかに活気づいています。その勢いを中心となって引っ張るメンバーの一人が、今回お伺いしたアダチ宣伝社の安達ひでやさんです。兼業やアマチュアで活動しているグループと違い、チンドン屋を本業として会社を立ち上げているのは、九州でもアダチ宣伝社を含め2社しかないのだとか。しかし、その実力は確かで、毎年4月に富山で行われる全日本チンドンコンクールでは、平成17年より2年連続優勝、今年は準優勝に輝いています。
記事の題字をクリックすると記事を読むことができます。もう一度題字をクリックすると記事は閉じます。
●ロックンロールからチンドンへ
 20代の頃は、ロックバンドのボーカルとしてデビュー。当時三宅裕司さんの司会で人気を呼んでいた『イカ天(イカすバンド天国)』で3週連続人気投票1位に選ばれるなどの活躍をしていた安達さん。チンドン屋への転機はどこにあったのでしょか。「売れなくなって福岡に帰り、しばらくは地元のラジオ局のパーソナリティをしていました。でも生活は安定せず、その上に29歳のとき、友達の借金も背負うはめになってしまって。金はない仕事はないで、少しでも稼ごうと路上で歌っていたんです。そもそもコミックバンドみたいなことをやっていましたので、トークも交え、面白おかしくやっていましたら、ある人に『チンドン屋をやってみませんか』と声をかけられたのです」。それは、チンドン屋を探していたイベント会社の人。そこで、チンドン屋のことが昔から好きだった安達さんはふたつ返事で請け負います。「ロックとチンドン屋なんて、全然違うもののように思われるかもしれませんが、自分の中ではまったく抵抗はありませんでした」と安達さん。ところが実際にはみたこともないチンドン屋をやろうというのですから大変です。持っていた本や新たに買い求めたビデオやCDなどを見て、独学でこの世界に飛び込んだのでした。

●実力のなさを痛感
 必死でやっていたら、チンドン屋の仕事はある程度くるようになっていったそうです。しかし、バンドをやっていたときよりも、チンドン屋になってからの方が、自分の実力のなさを嫌というほど思い知らされたと安達さんは言います。バンド時代は、お客さんが自分たちの演奏を聴きに会場に足を運んでくれる。でもチンドン屋となると、自分の味方がまったくいない状況でやり、歩いている人の足を止めなくてはならない。それがどんなに難しいか…。「自分では演奏もしゃべりもそこそこいけると思っていましたが、いざやってみると、実際はそう甘くありませんでした」。

 その日どんなに体調が悪くても、ビラが山のようにあったとしても、辛さを顔には出せない。チンドン屋を見て楽しそうだなと思う方は多いと思いますが、華やかで、楽しそうに見えなければ仕事にならない。楽しそうに見せること、そのことも含め仕事なのだということすら、初めは気づいていなかったそうです。


●親方の背中に学ぶ若者たち

 「実は、チンドン屋というのは徒弟制度がまだ存在する世界で、本来ならどこかの親分に弟子入りをして始めるのが筋。しかしそんなことも知らず、掟やぶりのような形で入ってきた私たちに、全日本チンドン大会への出場のチャンスが巡ってきました」。幸運にも、当時はチンドンコンクールをする人が本当に少ない時期であったため、とにかく出場して欲しいということだったらしいのです。

 そして、そのコンクールではじめて、安達さんは本物のチンドン屋を見、関東や関西の名のある親方衆と出会います。「ショックでしたね。まず衣裳の着方、お化粧の仕方から違っていました。いろんな楽器が演奏できるのはもちろん、口上の上手さ、芸の広さに驚き、自分がやってきたものは、全く違ったものだったと気づきました」決してパフォーマーではない。

 ”職人“に徹する親方の姿に、チンドン屋に対しての自分の気持ちが、がらりと変わってきたと安達さんは言います。「しかし、何よりすごいのは、チンドン屋がさげすまれていた時代、仕事がなく苦しかった時代も乗り越え、70代80代になる現在も現役で活躍されているということです」。それを前にして、自分たちは何も言えないと尊敬の気持ちを込めて語る安達さん。

 現在、アダチ宣伝社には音楽関係や、舞台のパフォーマー、マーチングバンドの経験者など、安達さんを中心に実力を兼ね備えた人材が集まり、年間250本以上の仕事をこなすまでになりました。現在のニーズに合わせ、和装・洋装、多種多様な芸をこなす安達さんですが、人前に出せるようになるまでは、と1年をかけ一輪車の特訓をするなど、表には出さない陰の努力家でもあります。自分が頑張ることで、少しでもチンドン屋のイメージアップにつながればうれしいと安達さんは語ります。

 今後のご活躍をお祈りしています。



●全日本チンドンコンクールの動画

 2006年の全日本チンドンコンクール予選では頭で鍵盤ハーモニカを演奏して周囲をあっと言わせたアダチさん。加えてアダチ宣伝社の十八番は、楽しい音楽に合わせて、だじゃれ混じりの替え歌でどんどん盛り上がていくというところです。2006年のコンクールで優勝の決め手となった本選のパフォーマンスでは、歴代の総理大臣全ての名を上げた替え歌を披露しました。圧巻の演技をごらんください。
こちらをクリックしてください。→

特集記事アルバム

リポーターかずりんの取材こぼれ話 ■お問い合わせ
有限会社アダチ宣伝社 安達ひでや
〒811-1365 福岡市南区皿山2-1-45
TEL 092-553-5756 / E-mail adasen@kss.biglobe.ne.jp

■ホームページ
http://www7b.biglobe.ne.jp/~adasen/
  93号(2007年7月号)の目次を見る
  このページの記事の過去の記事を見る
健康食品 商品一覧清駿大地のプロポリスにんにく卵黄健やかになるっ茶
お買い物 会員ページ九州自然館のこだわりメールマガジン壁紙カレンダー
e-げんきの知恵 e-げんきの知恵最新号e-げんきの知恵バックナンバー
パソコン活用塾 インターネット基礎知識パソコン基礎知識用語辞典便利なホームページの紹介
その他 ホーム会社案内個人情報保護方針よくある質問お問い合わせページ一覧
やずやグループ

心が通じ合う「通心販売」の九州自然館

〒815-8601 福岡県福岡市南区那の川1-6-14
上に戻る