| 私たちは、食物、水、空気など生命活動に必要なものをからだに取り込み、不必要なものは外に排出しています。尿は、体内の血液から必要な栄養分と水分を取り去った後に排出される、廃液のようなものです。
尿をつくるのは、腎臓です。腎臓は、老廃物や不要な物質を尿として排泄するとともに、血液中の水分や体液、栄養成分のバランスをととのえる重要な働きをしています。腎臓に送られてくる血液は、大人で1日になんと1・5トン。その中から必要なものは再吸収され、老廃物、余分になった水分が、尿として1日800〜1500mlつくられます。
つくられた尿は、尿管を通って膀胱にためられます。膀胱は伸び縮みする筋肉の袋で、500〜600mlくらいまでためることができます。膀胱に尿が半分ぐらいまでたまってくると、「そろそろいっぱいです」という信号が脳に送られます。そうすると、「トイレに行きたい」と感じるようになるのです。
尿の排出は、膀胱から出口までの通り道である尿道にある、尿道括約筋という筋肉でコントロールしています。
ここでご説明した、腎臓から排出までの行程を、尿路といいます。
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