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冷え症を克服! 〜冷えない体で寒い冬も元気よく〜
寒くなると、「私は冷え症だから」という声をよく聞きます。けれども、「寒がり」と「冷え症」は、どうやら少し、違うようです。「寒がり」とは、ほんのちょっとした寒さにも敏感な人のことをいいます。一方、「冷え症」とは、体中に血液が行き渡らないことで起こる『血行障害』のことです。血行障害となると、それが原因で体に不調を伴うことがあります。最近では、女性だけでなく、男性にも冷え症は増えているようです。それならば、原因をしっかり知って、今年は寒い冬も体の中から暖かくお過ごしください!
●あなたの冷え症は、どんなタイプ?
 
まずは、「冷え」の原因を知りましょう。皆様はどのタイプの冷え症ですか?
A、B、C、Dの項目で、一番多く当てはまったところがその方の冷え症のタイプです。
複数に同じように当てはまるようであれば、混合型、ということになります。

−A−
体のだるさや倦怠感を感じる
頭痛や肩こり、腰痛などに悩まされている
落ち込んだり、イライラしたりする
寝つきが悪い
−B−
胃の痛みや胸やけを感じる
乗り物に酔いやすい
立ちくらみを起こすことがよくある
便秘または下痢を起こしやすい

−C−
めまいや耳鳴りがする
好き嫌いが多い
乾燥肌である
ダイエット中である
−D−
上半身だけがのぼせたり、ほてったりする
イライラしたり、不安になったりして夜も眠れない
急に頭に血がのぼってカーッとする
女性で、月経が不順になっている



A・・・自律神経失調型
冷え症の中でもいちばん多いのがこの自律神経失調型のようです。自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の相反する働きをする神経からなり、内臓や血管の収縮・拡張、ホルモン分泌の促進・制御といった綱引きをすることで体はバランスよく機能しています。この自律神経がうまく機能しないと体の各器官への温度調節の指令がうまく行き渡らなくなります。そうすると体温調節ができずに体は冷えたまま、という状態になります。

B・・・低血圧型
低血圧は遺伝や体質によるものが多いようです。血液は、心臓のポンプの力とそれを補佐する筋力の力によって、体のすみずみに送られるのですが、低血圧の人は、心臓のポンプが弱いため、血液の流れが弱くなっています。ましてやそれを助ける筋力が弱いと、ますます血行は悪くなり、体が冷えやすくなってしまうのです。

C・・・貧血型
貧血は、冷え症の大きな原因です。低血圧と貧血は同じようなもの、と誤解されがちですが、実は少々違います。低血圧は心臓のポンプ力が弱いこと。貧血というのは血液中の赤血球の成分、ヘモグロビン(血色素)が少なくなった状態のことです。その貧血の7割が鉄欠乏性貧血といわれています。赤血球は体のすみずみまで酸素を運び不要になった炭酸ガスを肺に持ち帰るという役割をしています。ですから鉄不足で赤血球をつくれなくなると、体が酸素不足になります。ですから貧血の人は手足だけでなく全身が冷えやすいということになるのです。

D・・・ホルモンバランスの乱れ型
特に女性に多く見られるのが、このホルモンバランスの乱れが影響している「冷え」です。女性ホルモンには、黄体ホルモンと卵胞ホルモンがあり、この卵胞ホルモンには、体を温める性質はありません。そのため、卵胞ホルモンの分泌が盛んになる生理のはじまりから排卵までは低温気になります。このようにホルモンバランスの変動が多い女性には、冷えるのにのぼせる、といった症状の冷えを感じる方が多いようです。

皆様はどのタイプでしたか?タイプが分かればそれにあった対策をしてみましょう!!
さぁ、冷やさない体まで、もう少しです。
●原因別に冷え症対策をしましょう!
 

自分の冷えの原因が分かると対策も明確です。今年は本気で実行してみてはいかがですか?


共通事項
規則正しい生活とバランスの良い食事を心掛けましょう。

A・・・自律神経失調型の方
自律神経の中でも、交感神経は、昼に働き、私達を活動的にし、副交感神経は、夜に働き、リラックスした状態に導いてくれます。
そのバランスを保つのに一番良いのは、「リラックスすること」です。あれもこれも、と頑張りすぎずに自分のためのリラックス方法やその時間を一日の中に取り入れてみてください。

B・・・低血圧型の方
体質だから・・・と諦めることはありません。筋力を上げることで、心臓のポンプの力を助けることができます。ストレッチや散歩など、生活に取り入れやすいものから始めてはいかがですか?
また、体を動かすことで、新陳代謝を高め、血行が良くなります。新陳代謝は、細胞の生まれ変わりです。肌のくすみや疲労感も改善されますよ。

C・・・貧血型の方
鉄分をじょうずに補いましょう。鉄分には、ヘム鉄(肉や魚から)と非ヘム鉄(野菜、貝類、穀物類から)があります。じょうずに鉄分を摂るなら、吸収されやすいヘム鉄を吸収を促すビタミンCと一緒に摂ることをおススメします。また、ヘモグロビンをつくるたんぱく質やミネラルを一緒に摂ると効果がアップします。
運動については、貧血状態の時にはおすすめしません。めまいや立ちくらみを起こす可能性がありますので注意しましょう。

D・・・ホルモンバランスの乱れ型の方
脳にあるホルモンの中枢は自律神経の中枢と隣り合わせにあるため、とても密接な関係にあります。自律神経失調気味であるAの型の人同様、リラックスすること、そして、適度な運動を心掛け、外に出ることを意識してみてください。
決して焦ることはありません。
朝起きる時間を決めるようにすると、一日のリズムが取りやすくなりますよ。
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