まずは、笑いにはどんな種類があって、どんな性質のものがあるのでしょう?少しではありますが、ご紹介します。
笑いは、目や耳などから入ってきたさまざまな刺激情報が脳に伝わって起こります。人の身体には、交感神経・副交感神経からなる自律神経がありますが、ほとんどの笑いは、副交感神経を刺激します。副交感神経は、身体にエネルギーを蓄えるように働きます。すると、血圧がさがる、瞳孔が収縮する、鼓動・呼吸が遅くなる、などリラックスした状態をもたらします。そして、副交感神経優位のときは、胃腸などの消化器官の働きが活発になります。
これだけでも、「笑いってすごい!」と思いますが、次は、さらにさらに、「笑い」を解明していきたいと思います。
人の身体の中には、すごい細胞がたくさんあります。その中にNK(ナチュラルキラー)細胞というものがあります。
NK(ナチュラルキラー)細胞は、直訳すると、「生まれながらの殺し屋細胞」です。この細胞は、誰もがもっている細胞ですが、その活性は、加齢と共に減少傾向にあります。しかし、その活性を、生活の中で高めることができるのです。そして、笑うことによって、NK細胞の活性は高められます。
もちろん、NK細胞を活性化させるには、ほかにも、生活習慣を見直し、健康的な食事と十分な睡眠、無理のない運動の継続など、たくさんの方法があります。しかし、「笑う」ことは、今日からでも、今からでも、すぐにできることです。
実際に、笑いは、さまざまな病気治療に役立つことが科学的にも実証され、多くの医療現場にも取り入れられるようになってきました。
笑うことで人生が楽しくなり、健康までもたらしてくれるなんて、大袈裟かもしれませんが、「笑い」は人類を救う!?ってことですよね。
笑うことが健康維持に役立つことは間違いないようですが、では、「面白くもないのに笑えないよ!」という人はどうすればいいのでしょうか。テレビのお笑い番組を観てもいいですし、寄席や川柳、落語を聞くのもいいでしょう。それでも、そんなものには興味がない、という人は・・・。
作り笑いでも十分効果があるそうです。朝、顔を洗うときに、トイレに行ったときに、夜、歯を磨くときに、鏡の前で、口角を上げて、笑顔をつくってみてください。それを習慣化することにより、生活の中にきっと笑いが生まれてきます。また、大笑いすることは、ストレス解消にもなります。
それでは、最後に、アメリカンジョークをひとつ。
くすりと笑えました?